はじめに
私は、ランドクルーザー250VXガソリン ファーストエディションという車に乗っています。排気量が2700ccでカタログ燃費は7.5km/Lとお財布に優しくない車となっています・・。笑
大阪市内のような信号の多い環境では、実燃費5km/Lとかなり燃費が悪いです。

マイカー ランドクルーザー250VXガソリン ファーストエディション

排気量が大きくて燃費が悪いなんてコスパ悪くない?もっと低燃費の車を長く乗るのがお得じゃないの?

確かにランニングコストは安い方が良いよね。
でも、車を買い替える時に購入時と同価格もしくは購入時より高く売れる可能性のある車もあるんだよ!ランクルは代表的な高リセール車だね!
我が家のマイカー(ランクル250)のコスト紹介
車は買って終わりではなく、ランニングコストが発生します。我が家の場合のランニングコストを紹介します。
我が家の場合、年間で50万円のランニングコストが発生していることがわかります。高いですよねー。
我が家は、駅近のタワーマンションに引っ越す予定ですので、そのタイミングでマイカーの売却を検討しています。車が必要ない家庭は無理に所有しなくても良いと思います。
ただ、郊外にお住まいなど様々な理由で車を所有する必要がある家庭も多いと思います。どうしても車が必要な方に向けて私なりの「リセールを前提にした車選び」を紹介したいと思います。
リセールが高いおすすめの車
毎年リセールの高い車はトレンドがありますが、これを買っておけば間違いない大道の車を紹介します。
この3車種のリセールが高い理由は、海外で人気が高い = 輸出されるためです。
アルファードはマレーシア、ランクルはパキスタンなどに輸出されています。
日本は現在円安なので、海外より車が安く買う事ができます。ここに価格差が生まれています。
リセールが高い車を短期で乗り換えるのがお得
マイカーはなるべく長く愛用し、7年目、9年目の車検のタイミングで買い替えを検討される家庭が多いのではないでしょうか?
車種にもよりますが、9年落ちの車は下取りに出すと二束三文の売却となり、乗り換えに数百万の費用が発生しています。
長く乗れば乗るほど、消耗品の交換費用や故障による急な出費、車検費用が掛かってきます・・・。
なので、私はリセールが高い車を短期で乗り換えることをおすすめしています。
万が一、乗り換えの毎に10~20万円の損失があっても、上記メリットに記載したようなランニングコストは一切発生しません。
7~9年マイカーを所有して、メンテナンス代を払い続け、買い替え時に数百万の手出しを払うより明らかに短期乗り換えした方がお得です。
ランクルやアルファードであれば、何ならプラスもありえますので・・・。
初心者でもできるおすすめの短期乗り換え方法
ここからは実際の短期乗り換えの立ち回りを紹介していきます。
大道のランクルシリーズとアルファードに焦点を絞って紹介します。
ランクルシリーズ(70,250,300)
ランクルの購入方法
ディーラーによりますが、基本ランクルは70,250,300すべて受注停止です。
購入するためには、基本は抽選に申し込むことになります。
納期未定で注文を受け付けている店舗もあるかもしれないので、その場合は注文の列にとりあえず並びましょう。
私の場合は、ランクル250が発表される前にヤリスクロスハイブリットアドベンチャーを購入し、最終的にはランクルを購入させてほしいと担当に伝えていました。
ちなみにヤリスクロスは1年後に売却し、購入時より10万高く売却することができました。

抽選になるような人気車種を購入するためには、まずは購入実績をつけて顔を覚えてもらう事が重要だと思います。
ランクルの売却方法
まず前提として、ランクルは長く乗れば長く乗るほど売却価格が高騰しています。

どういうことぉ〜?
年数が経つほど普通は古いから安くなるんじゃないの?

ランクルはパキスタンで高く売れるんだよ。
輸出関税の関係で3~5年目で売却額が跳ね上がるんだよ!
私も初めて知った時はこんな世界もあるのかと思いましたが、実際3~5年目の売却額は新車価格を超えている事例が多数です。
ランクル新車 < ランクル3~5年落ち中古・・・
なので、ランクルの場合は3~5年落ちの間に売却するようにしましょう!
ここで注意点があります。ランクルのエンジンには「ガソリン」と「ディーゼル」が選択できますが、パキスタン輸出ができるのは「ガソリン」のみです。必ずガソリンモデルを購入しましょう。
理由はいくつかありますが、ランクルのガソリンエンジンは丈夫で10年以上同じエンジンが引き継がれているので、修理のノウハウがある。ディーゼルにはアドブルーの補充が定期的にに必要ですが、パキスタンでは入手が困難であることが大きな要因となっています。
アルファード
アルファードの購入方法。
ランクル同様アルファードも人気モデルなので、受注停止の店舗がほとんどだと思います。
しかし、ランクルと比べると比較的台数が多く、抽選というよりは順番待ちの店舗もあると思います。
まずはディーラー担当に顔を覚えてもらうことからはじめるといいでしょう。
ランクル同様で「ガソリンモデル」のリセールが高い傾向にあるので、Zグレードのガソリンを狙いましょう!
特にフルモデルチェンジ後やビックマイナーチェンジ後のアルファードは、新車時より高く売却できる可能性があります。

アルファード(Z) トヨタ公式ホームページ
アルファードの売却方法

ランクルは3年経過後だったけど、アルファードはどうなのぉ〜?

アルファードはマレーシアによく輸出されているんだよ。
1年後に輸出関税が緩和されるから、1年経過したら売却を検討しよう!
アルファードは1年後にマレーシアへの輸出が解禁されるので、1~3年で乗り換えるのがいいと思います。3年以内に乗り換えれば車検を通さなくて済みます。
ランクルより乗り換えサイクルが早くなるので、納車されたタイミングで次の車の注文を入れるくらいの気持ちで立ち回るのがいいと思います。
ランクルやアルファードは盗難されやすいので、しっかりと対策を!
まずはこのデータをご覧ください。
1〜5位を並べてみましたが、すべてトヨタ車です。
そしてランドクルーザーの盗難台数は2025年の上半期だけで765台の堂々の第一位‼︎
同様にアルファードも191台と3位にランクインしています。
窃盗団の目線で考えると、1台辺りの窃盗で額の高い車を狙います。海外で高く売れるランドクルーザーやアルファードは間違いなく標的になっています。
その為、盗難対策は必須であると私は考えています。
車両保険をしっかりかけておく
みなさん任意保険に加入されていると思いますが、プラスで車両保険のオプションを選んでおくことをおすすめします。
保険会社によって詳細は様々なので確認は必要ですが、大体の場合は盗難保険が付随しています。
窃盗団に目をつけられた車両は、後述するセキュリティを導入していなければほぼ盗まれてしまいます。
盗難される前提くらいの気持ちで車両保険で車体金額くらいはカバーしておておきたいですね。
カーセキュリティを導入する
純正のカーセキュリティでは窃盗団からマイカーは守れないので、社外のカーセキュリティを導入しましょう!ランクルやアルファードのような車は必須で取り付けることをおすすめします。
窃盗団の犯行手口|CANインベーダー
CANインベーダーとは、車のいたるところに通っている「CAN信号」という配線を経由して車両のシステムに侵入し、ドアロック解錠やエンジン始動などを行う盗難手法です。

つまり・・・鍵がなくても、鍵の開錠からエンジン始動まで出来てしまいます・・・。
他にも、スマートキーの信号を増幅して離れた車を操作可能にする「リレーアタック」や、鍵の複製が可能な「ゲームボーイ」など多様な盗難手口が広まっています。
社外セキュリティを導入していない車が窃盗団に狙われた場合は、数分で盗難されてしまうのが現状です。念入りに下調べするので、普段車を乗らない時間帯(主に夜間)に行われます。
窃盗団から車を守るカーセキュリティ|Grgo
パンテーラやイグラなどたくさんのセキュリティがありますが、私は比較的安価で内容が充実している「Grgo ZV-Ⅱ」をマイカーに取り付けています。

セキュリティを導入すると上図の画像のように運転席前が青く点滅します。
これは窃盗団に「この車はセキュリティを導入している車」という印象を与えてくれます。これだけで窃盗を大方諦めてくれると思います。
日々SNSで盗難報告を拝見しますが、ほとんどがカーセキュリティを搭載していないのが現実です。
カーセキュリティ導入は最大の盗難抑止力になっています。
そして万が一、CANインベーダーなどで車の開錠に成功したとしても、Grgoのアンサーバックリモコンをもっていなければエンジンは始動できず、けたたましい警報音が作動します。
私の場合は取り付け費込みで約20万円でした。ランクル等の車に乗られる場合はカーセキュリティは必須です!必ず取り付けて愛車を守ってください!
物理ロックセキュリティは気休め
盗難対策で思いつくのは「ハンドルロック」や「タイヤロック」ではないでしょうか?

付け外しがめんどうな割に、個人的にこれらのセキュリティは「つけないよりはマシ」レベルのセキュリティだと思っています。
(私は「Grgo」+「ハンドルロック」でマイカーを守っています。)
理由は以下の通りです。
盗難の抑止力としてはそこまで期待できず、簡単に破壊できてしまう・・・
GrgoのようなLEDで青く光って威嚇しているセキュリティと比較すると明らかに盗難抑止力が低いと思います。Grgoの場合はエンジンは簡単に始動できず、警報音も発報してしまうためです。
ハンドルロックの場合は、サンダーを用いれば30秒経たずして切断可能です。最悪切断できなければ、ハンドルを切断することでハンドルロックを解除されてしまいます。
タイヤロックの場合も同じ容量で切断できますし、タイヤロックをつけたまま無理やり走行してロックを破壊するケースもあるようです・・・。
盗難後に発見できた時に悲惨な状況になっていることがある・・・
ハンドルロックを例に挙げると、サンダーを使用して切断され車内が焦げ付いていたり・・・。
ハンドルを切断されていたり・・・。
30秒程度の足止め効果はあるかもしれませんが、30秒のロスで盗難未遂になることは難しく、被害が余計に拡大してしまいます。

なので物理ロックセキュリティのみでの対策は窃盗団からすれば「カモ」です。必ずカーセキュリティ+物理ロックセキュリティのような守り方をしておきましょう!
まとめ|車も戦略次第で”資産”になる!
車で儲けるというマインドではなく、お得に車を所有して運が良ければ購入時より高く売却できる!という気持ちで所有するのがおすすめです。
このようなマインドを意識することで、一般的なサラリーマンである我が家でも娘2人を中学受験させながら夢のタワマンを購入することができました。
この記事を簡単にまとめると・・・
最後までお読みいただきありがとうございました!
お得にマイカーを所有して、読者の皆様も資産運用を加速させ豊かな人生を過ごせることを願っております。